2009年11月28日土曜日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない を観てきた

 2ちゃんねる発祥の実話(?)映画。電車男みたいなもの。
 素敵な出演陣、小池徹平、品川庄司の品川、森本レオ。

 もともとまとめスレをちらっと読んでたのと、キサラギ!のひとが作ったとかこいけてっぺーちゃんだとかでみてきましたよー。
 とにかく内情がリアルで良かった! 事件らしい事件は起こらないんだけど、社内の描写がリアルでそれだけで十分面白い。母親の事故とか父親の病気とか弁護士がどうのとかは、物語的な味付けってかんじでそう重要でもないと思う。実際元スレでもそのへんはツクリだったんじゃないのかなあ。しかしブラック会社に勤めてたことだけは本当だろう。
 ブラック会社って最初非合法な仕事をしてる会社のことかと勘違いしてたのですが、あれなんですね、ありえない雇用条件の会社、って意味なんですねー。
 プログラマーって過酷な職業。漫画の現場もあんなっちゃああんなですが、ひたすら記号を打ち込んでくところが脳が溶けますね。
 でもみんなで納期のある仕事を協力して仕上げるのは、きついけど楽しいですよ! あんな職場環境じゃなければwww 仕事の出来ない上司きつすぎる。
 品川がすっかり役者になってて笑えました。かたや友情出演庄司の大根ぶりときたら…。そりゃサイン会でも2桁しかファンこないって話ですよ。
 てっぺーちゃんはひたすらかわゆく、あんな可愛い子がニートもひきこもりもないだろうてなかんじですが、現ニートの星となるには容姿が良いほうがいいですものね。どうせ自分を重ねるならかわいこちゃんがいいよね。
 この手の話にはお約束のためてためてためて爆発、なテンプレもすっきりしました。テンプレというか王道? 王道とありきたりは違うというのが持論です。お約束はあってしかるべきです。
 サラリーマンは明日もがんばろう、ニートは明日からがんばろう、とか思えるんじゃないでしょーか。一生懸命なひとをみるといい方向に引力がはたらくよね。藤田さんのセリフじゃないけど。

 スタッフロールのアスキーアートがなんちゃってAAだったので、あそこはAA職人に本気だしてもらいたかったところ。

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